![]() ▲乗車票。これ1枚で乗れるんですか・・とJTBさんに聞いてしまいました。 ▲南ゲート。 ![]() ▲今年はピンクです。 |
「いま頃、どうしてるかな・・・」 リビングのテーブルから、よく晴れた空を見上げ、心は つま恋へと向かっていた。 出発は明日。”当日を 待つ楽しみ” にもあまり浸れないまま、毎日時間だけが通り過ぎて行くようだった。 今日は、とっても お洗濯日和。どの家のベランダにも、シャツやシーツや、お布団が干してある。 「夏空だ〜・・・」 そんなふうに想いをとばしていたけれど、この時期の天気って、わからない。遠くから雷の音が聞こえ始め、雲行きがあやしくなってきた。・・・これは、まずい。 慌てて洗濯物たちを部屋へ入れた。直後、やっぱり雨が降り始めた。 風に揺れるカーテンのように、雨が風にあおられていた。そして時々、シャワーを上から振ったときのように、上下方向にも雨の強さが変わる。雷も近くなり、高台のこの部屋の窓からは、その雷のラインもよく見えた。 午後1時半から30分続いた雷雨だった。 いくらミスチルメンバーが ”晴れ男” だ、とは言え・・・大丈夫か・・・つま恋。 食事の支度、洗濯、買い物、食品ストック、冷蔵庫チェック。 入浴、皿洗い、お茶わかし、朝食の下準備。 明日の持ち物、時間確認、目覚まし時計。 あっという間に時間は過ぎ、当日の朝を迎えた。 午前4時。FMから仕入れた 「to U」 を小さく聴きながら、身支度をする。最後に、行程表の裏に置手紙を書き、5時15分、玄関を出た。 新幹線の座席は、1〜7号車、14〜15号車が自由席。東海道新幹線の場合、席は、博多方向に向かっていちばん左の席(海側)が「A」。いちばん右の席(山側)が「E」。海、ABC、通路、DE・・・となっている。JRのほうでも真ん中の席「B」は、最後に販売しているらしい。心配はしていたが、早い時間の列車なので、座席は空いていた。周囲も、3つ座席で睡眠中、ゴルフバッグと荷物と自分で3つの席、と気ままな感じであった。 私たちは、静岡で下車せず、そのまま掛川へ向かった。 そして掛川駅、新幹線改札口。 駅員さん 「今日もやるの?」 私 「はい・・・明日までです」 駅員さんは、やや怪訝そうでもあった。このチケット見てそう聞いてきたってことは、今日、ツアーでは最初に通ったってことかな・・・。 これからバスに乗るのだが、タクシー組もかなりいて、どんどん出発していた。タクシーのほうがいいかも、と一瞬、気持ちは揺れたが、そのままバスに乗り込んだ。 右にお茶畑を見ながら、バスは進む。乗り込むまでの待ち時間もさほどなく、渋滞もなくスムーズに到着した。2人だしバスが賢明だった。 バスを降りて、大きな空の下の、砂利道を歩く。ああ、こんなだったよな・・・しばらく歩くの。天気は曇り。暑くもなく、寒くもなく。そして、トンネルの中でゲートオープン待ちとなった。 ダフ屋(さん?)もいた。入り口の、ap bank fes の看板の前で、写真撮影をする人たちもおおぜい。私も撮りたい撮りたい撮りたい・・・撮れなかった。列がどんどん動いて入場が始まった。 リストバンドを受け取り、ライブエリア入場口まで、さらに並ぶ。途中、クローク受付があり、妹を行列に残して私はカバンを2つ持ち、クロークへ。半券をもらって妹を探したが見つからない。 完璧に整列してしまう前に戻らないと、横入りのようで申し訳ない。携帯で連絡する。 妹 「進んだよーー! 網の前! あ、いたいたいた!」 列の整理のためか、途中、列ごと後退。かなり移動したところでシートを敷き、ようやく着席。植え込みを挟んで、2列ずつで並んだ。その間、カートに乗ったカメラクルーが「こんにちは〜」と呼びかけながら列を撮影。脇では、別のカメラマンが、2人組の女性や、親子を撮影。ポカリブルーのTシャツを着たお兄さんたちが、ドリンクを引き売りして歩いていた。 いよいよ10時。皆、立ち上がり、列が動いた。ライブエリアに近づいてきた。音が聴こえるんだけど、高い柵がしてあり、ステージが見えない。ぴょんぴょん跳ねるがやっぱり見えない。 歩く、歩く・・・。柵がなくなった。芝生が見えた。 スタッフ 「走らないでください。前の人を抜かさないでください」 やや早歩きで自分のブロックへ向かった。Dブロックではあるけれど、やはり最前列がいい。2人とも背が低いので、そうでないと見えないのだ。 「やった〜〜! いちばん前だー!」 すぐあとにきたカップルと目があった。彼女たちも最前列。はしゃぐ私たちを見、同じように嬉しそうだった。持ってきたシートは ”てんとう虫”の形。まるいそのシートを半分に折って、座り、ステージを眺め、空を見上げた。 ■ホーム ■次ページへ |