
Mr.Children Tour 2011 SENSE
〜横浜アリーナ〜 2011.3.6.SUN.

車内アナウンスが、到着駅を告げる。 「次は新横浜、新横浜・・」 午後3時06分。 地下鉄 新横浜駅ホームに降り、”横浜アリーナ”の表示を探す。7番出口だ。私より少し前を歩く男性2人組も、一瞬迷い、同じ出口へと向かった。きっと行き先は一緒だ、と何となく嬉しくなりながらアリーナを目指す。 (そうそう、この景色!) 地上へ出てすぐそう思った。2007年HOMEツアー、ap bank fes の時にもここを通っている。環状2号沿いの道も、それに架かる歩道橋も、まだ混雑はしていない。開演時刻が迫ると、人でいっぱいになり、アリーナ近辺での待ち合わせには一苦労だ。 ほどなく、アリーナ前に到着。グッズ売り場、立見席の案内版をチェックし、建物の外階段、2階へと上がった。グッズ売り場は長蛇の列。ここはパスして立見席の待機列を探す。この下のようだ。階段を下りた。 早めに来たのは、ある程度 先着順かもと思ったからで、でもこれはどうなんだろう。並んでいる人は少なく、階段に座って何か食べていたり、ツアーバスの写真を撮っていたり、皆、のんびりしていた。 (一応ならんでおくか。73番、後ろだな・・) 目についた列の最後尾に並んだ。しばらくして、番号を聞きに来た女性から ”もっと(全然)前ですよ” と教えてもらい、別の列を探した。先へ進んで振り返って見ると、1番から何番の列、100番台、200番台・・と列が区切られていた。 係員が、メガホンで注意を呼びかけている。 係員 「お客様同士、番号を確認しあって、2列にお並びください」 何番ですか? と聞き、聞かれ合い、列に入る。 これ、何番まであるんだろう? 73番でも前の方なんだ・・。聞こえてくる話し声に耳を傾けると、何と800番台の人がいた。ショックだった。いくらなんでも、それじゃ見えないだろう。 番号が若いから見えるというものでもなく問題は、目線の先の客層だ。背の高い人、だとこっちはもうアウト。客席に傾斜がついていても、演奏が始まれば皆立ってしまうし、見えないものは見えない。覚悟していたとはいえ、本当に悲しい。 開場時刻は4時。 3時50分をまわると、列が動き始めた。外階段を上り、ガラス扉の入り口が見えた。 係員 「建物の中に入っても、2列のまま移動してください。客席に入るまで、列は崩さないでください」 建物に入ってからも、列は静かに進み、扉を入り右へ。前列から順に、通路の手すりが埋まっていく。ここは、桜井さんから見たら左側。 そうそう、 ”ナカケー側”・・って近くで声がした。 年齢層が広い。・・男の人、多いなぁ。指定席も、少しずつ埋まっていく。 特に何をするでもなく、そうやって会場を見渡している間に時間は過ぎた。 アナウンスが入り、5時05分。照明が消えた。 さあ、開演だ。 NOT FOUND そう来たかー。最初の曲は何かな、自分だったらどうするかな・・と考えてはみたけれど、思いつかなかった。内面を表したダークなものか。I もそのまますぎるし終わりなき旅、も違うし、何か他のアルバムの中の曲、というのもピンと来ない。 黒いアコースティックギター。エレアコかな? 衣装は、黒ブレザー。下は、ジーンズだろうか。 NOT FOUND が終わると、桜井さんは客席をあおった。 桜井 「準備はいいかーーー?!」 客席 「おー!」 桜井 「(まだ)そんなもんかーーー?!」 客席 「おーーーー!!!」 HOWL HOWL・・(犬や狼が)声を長く引いてほえる、遠吠えする(声)。狼の叫び声。 この歌い方! 懐かしい感じのするボーカル。エレキ・ギターのストロークも、弾いていて気持ちよさそうだ。 ♪HOWL〜 のところは、皆も一緒に叫ぶ。 名もなき詩 もう来たか〜! もちろん!一緒に歌う。 1番と2番が混ざっちゃうけど、歌える、歌詞がわかる種類の歌だ。ほかに今思いつくところでは、イノセントワールド、彩り、だろうか。そして・・ I'm talking about Lovin' 海風に吹かれながら 散歩しているイメージ。 人それぞれ・・みんなはどうだろう? エソラ 「SENSE」 といえば、「擬態」 で、「スーパーマーケットファンタジー」 といったら、「エソラ」 ! 最初に聴いたとき、「リズムが君恋!(君の瞳に恋してる/ボーイズ・タウン・ギャング)!」 って思った。 ギターでストロークするとしたら ♪メロディラインが〜 のところ、♪タ・タ・タ・チャッ・チャッ・チャッ! アップストロークになる感じでしょ。 照明がとっても綺麗! 前回のアルバム、スーパーマーケットファンタジーを思わせる色。赤、ではなくピンク、青というよりはブルー。そんなパステル調の光たちが、虹のようなラインで、ステージから客席へと注ぐ。他のアーティストのをあまり見ていないから多くは語れないけれど、ここの照明、好きなんだ。ギラギラしていなくて、ふわっとしていて、切り替わるタイミングもいいな・・って。 桜井 「最近、Mr.Children は、テレビにも、雑誌にも出てない ・・何してるんだ? と思ったかもしれませんが、 ・・・こんな感じです。 横浜アリーナ、楽しみにしてました!!! 楽しみで仕方なかった!! 今日は、横浜アリーナで、僕たち、出身は東京なんですけど ここがホームグラウンド、ですね。 武道館いくと どーも緊張しちゃって(笑)。 一番、(ここでコンサートを)やってるかな? ・・最後まで、よろしくーー!」 HANABI くるみ 花 -Memento-Mori- [es]〜Theme of es〜 Dive シーラカンス 深海 過去のアルバムからの名曲が続き、I へとつながってゆく。 I アルバムで、歌いだしを聴いた時、「何これ!?」 と、ちょっと引き気味だった。どんなアルバムになってしまうの? 不安のような気持ちが沸いた。 そして2曲目の ”擬態” のイントロを聴いたとたんに、安心した。そんな I ではあったが、今ではよく聴く曲になっている。 ロザリータ これか〜・・と、会場が少し、ざわっとしたような気がした。 この曲・・何ていうのかなぁ。昭和っぽいというか、ムード歌謡っぽいというか。今までにない感じだ。 そして、スクリーンにメッセージが映し出される。世界が、地球が抱える、様々な問題。 世界の人口、・・億人 地球の回転は1秒間に・・回転 1年でエイズによって命を失う人の数・・人 いくつもの数字が、メッセージが投げかけられ、最後に 「1年で人々が愛し合える日数・・365日」。 そう、365日だ。桜井さん、白Tシャツに着替えて登場。 365日 前回のツアー(スーパーマーケットファンタジー) のアンケートで、一番よかった曲は? の問いに、この曲を答えた人が多かったそうだ。私もそう答えた。 次は、ロックナンバーが続く。 ロックンロールは生きている フェイク そして、 ポケットカスタネット HERO 擬態 このアルバムはコレでしょう! 「擬態」! ♪目じゃないとこ耳じゃないとことかを使って〜 この曲で一番印象に残るのは、このあたりだ。曲調も他の部分と違う。 目をさして、耳をさして、”使って” のところでは、桜井さん、小さく ガッツポーズ。 Prelude この曲で最後だな。ラストを感じるメロディー。だけど、どこか始まりも感じてる。終わりは何か別のものの始まり、だものね。私の頭の中には、なぜか宇宙が出てくる。999(銀河鉄道スリーナイン)の列車のような。 桜井 「Mr.Children でした! どうもありがとう!」 今回のツアーサポートは、小林武史さんのみだ。小林さん、ミスチルメンバーが、ステージから降りて行った。 しばらく時間が空き、再びメンバー登場。 桜井 「皆さんと近くなろう・・ということで〜」 すると客席から、”キャー♪” という声が聞こえた。 客席 「お誕生日おめでとう!」 桜井 「・・聞こえたよ! 40過ぎても友達は出来るから、大丈夫! (俺、)友達なんかいらないと思ってた」 桜井 「今まで世の中に出してきた曲・・ミックス違いはナシよ。 夜、マネージャーに電話して聞いて・・183曲。 多い?少ない?? 小林さんの身長が 同じ183なんだよね。 ・・全部歌う? 無理だよ〜〜。中だるみする。 (聴いてるほうも) この曲でトイレ行っとこう、とか(笑)、するでしょ」 桜井 「僕らが、皆に近づこう、というわけで・・と言っても 友達になるとかそういうことではなくて、 ・・握手会とか しないよ。 ・・したくね〜よ(笑)。下に降りて行ったりもしません。 歌の中で、同じ気持ちを共有しよう、ということです」 そして、アンコールが始まった。 横断歩道を渡る人たち これは やらなきゃ! fanfare! fanfare forever forever、今日は この曲でお別れだ。 演奏が終わると、桜井さんがいつものようにメンバー紹介をし、5人が横一列で手を繋ぎ、そのまま腕を上げ、下げると同時に深く礼。 ステージをゆっくり歩き、客席に手を振る。私達も皆、大きく手を振り返す。 桜井 「バイバーイ! また会おう!」 楽しみだった。 そう、私も楽しみで仕方なかった。 ありがとう、って言うのは こちらのほう。 いつも。 皆そう思ってる。 今回の衣装は 黒ブレザー、白黒チェックのボタンシャツ、白Tシャツ、水色Tシャツ、などを着用。下はジーンズかな? 私は 桜井さんの声がすごく好きで、他の人が歌ってもダメかなぁ・・と思うところがかなりある。 高い声も低い声も、歌ってる時、話してる時の声も。 ・・あ、声だけじゃないですよ、もちろん。 桜井さんだけじゃなくて メンバー、みんな 大好きです。 横浜アリーナ、正面入り口に飾ってある、お祝いの花束。 みんな、自分のことのように嬉しそうに、その花束たちの写真を撮っていた。 ◆ セットリスト ◆ 01. NOT FOUND 02. HOWL 03. 名もなき詩 04. I'm talking about Lovin' 05. エソラ 06. HANABI 07. くるみ 08. 花 -Memento-Mori- 09. [es]〜Theme of es〜 10. Dive 11. シーラカンス 12. 深海 13. I 14. ロザリータ 15. 365日 16. ロックンロールは生きている 17. フェイク 18. ポケットカスタネット 19. HERO 20. 擬態 21. Prelude 〜encore〜 22. 横断歩道を渡る人たち 23. fanfare 24. forever |