
時折 晴れ間の差す、うす曇り。ちょっと風が強い。 ”爆弾低気圧” が来る・・って、聞いたことないような凄い名前。不要の外出は避けるようにしましょう、と天気予報は言っていた。 不要の外出ですって?? いえいえ、出かけますとも! この日をカウントダウンしながら生きてきたんだもの。みんなだって、そうでしょう・・? 気持ちは”エソラ”。 星空を信じて出かけよう。 今朝は 8時半過ぎに起き、朝食、昼食の支度、片付け。合間に洗濯、掃除。部活やアルバイトに出かける子どもたちに気を配りつつ、自分のことを考える。 待ち合わせは、3時に最寄駅。逆算する。 「待った・・??」 「今さっき来たー」 食べ物かった? 買ってない〜。 途中で買おう! 車中も、たわいもない話をしつつ、新横浜駅。出口を確認し、横浜アリーナへと向かう。チケットは友人と2人、ファンクラブでエントリー。私は外れて、彼女が当選。それにしても横浜アリーナ、よく取れたなぁ・・。 まだ時間があるので、私たちは、ツアーバスを探すことにした。 私 「(アリーナを)ぐるっと回ると、どこかに停まってるはずなんだけど・・」 横浜アリーナを一周したが、敷地内では見つけられなかった。SENSEのときは、立ち見列の近くに停まってたのに。どこ? きっとオレンジ色のバス! いたーー!! そこには10組ほどの人たちがいて、かわるがわる記念撮影をしていた。私たちもバスを撮影。バスに近づいて わかったんだけど、このバス、ナンバーが 510! バスを見ながら、近くに座って軽食をとった。 他の何人かもそうしていた。前もそう思ったことがあるが、ムードとして皆、全体的に のんびりとしている。 2人とも食べ終わって、そろそろ行こうか。西ゲートへ向かった。 入り口を入ると、ほらやっぱり! ずらりと お祝いの花が飾られていて、それはメンバーに贈られたものなのだけど、きっと誰もが、自分のことのように嬉しくて写真を撮る。 階段をあがり、席を探して着席。もうすぐだ。 開演のアナウンスが入ると、拍手が起こり、会場のライトが消える。スクリーンに映像が流れる。 みどり 砂漠・・What is LOVE ? Who are you ? ちょっと長いかな、でもその間って 待ち遠しい。 ・・きた! イントロが聞こえ、歌声も聞こえた。なのに・・桜井さんどこ?? 水晶玉の周りを、マント・・フード付きの黒いマントを羽織った3人の人が回っている。3人とも座っているように見える。レコード盤の上にそれぞれが均等に乗って、その中央に水晶玉がある、そんな感じだろうか。 さいたまスーパーアリーナの時は、この演出に戸惑ってしまい、どうしてよいやらわからなかったが、今日は違う。私も、客席の皆も。最初から曲に合わせて手拍子をしていた。だって、ここから出てくるんだよ、このうちの1人。マントをひるがえして! 過去と未来と交信する男 黒のサルエルパンツ。それと黒ブーツ。 毎回 1曲目は何だろう・・って予想するけど、この曲だったとは! そして2曲目は LOVE はじめました そうだね、何か曲の感じが似てるよね。怪しげな感じ? 1曲目と切れ目なく うまくつながりそう。まだ桜井さん、マントのまま次の曲へ。 Worlds end 桜井 「どーなったっていーやーー!」 桜井、叫ぶ。今日は、初めからテンションが高いように感じる。 NOT FOUND ライトはブルー。過去と〜、LOVE はじ、Worlds end、NOT FOUND と、4曲歌ってMC。 桜井 「どうも。Mr.Childrenです!・・あ、ネックレス取れた・・。 激しく やっとります。 やるぞ横浜!! ・・ホームだと思ってるからね (桜井さん、うんうん、と頷く)。 (客席を見て) いい顔してるよ・・いい顔してる! あの〜〜、そうね、何となく・・東京の人も多いんだよね?? 神奈川とか。 何かねー、気取ってる!(笑)」 え? 気取ってるって?? ・・とか言って、もしかして あおってる? 桜井 「4月 入って、初めての日曜日。 これから、新しい季節が始まろうとしている、 そんな季節に、ぴったりの曲を用意してきたんで、お届けしたいと思います。」 今度は、アコースティックギターを持っている。曲が始まった。 花言葉 やわらかい風 抱きしめたい 続けて3曲。 照明が消え、会場は、桜井さーん、の声の嵐。やがてライトがつく。 桜井 「どうもありがとう!!」 いつものように、深く お辞儀。 桜井 「外、風・・強かった?? 大丈夫?・・大丈夫だった?」 心配してくれてるのかと思いきや。 桜井 「さぞかし〜〜、スカートがひらひらなってることでしょう。 ・・そんなことを〜考え・・・・」 ここで、会場から拍手が起こった。ステージ近くの客席だ。 桜井 「聞こえたぞっ、オラッ!!(笑)」 ここからは 状況がわからないけれど、誰かが 「エロじじい」 とでも言ったかな? 桜井 「まあまあ・・、男性諸君ならわかってくれると。 いつからか・・、いつからかコンサート、野蛮な(笑)男がくるようになって、 昔は女の子ばっかりだったんだ! 当時 渋谷系と呼ばれるお洒落な女の子ばかり。 それが今や ”エロじじい・・”(笑)。 まぁ、これも歴史ですな。 (僕らに女の子を呼べるだけの) 魅力が無くなって・・ その時には・・”男だけのライブ” をやろうぜ!!」 この ”男だけのライブ” 発言に、会場、大盛況。 桜井 「こーんなに盛り上がるとは思わなかった!(笑) え〜、あの、毎回 ツアーのたんびに、個人的な楽しみを持ってくるんです。 ピックだったり、ユニフォームだったり・・。 今日はこの、ブラッドオレンジのギターです。 アルバム制作のほぼ終了段階で、 ”そうだ、ツアーで使うためのさわやかなギターを作ろう” と思って、 ブラッドオレンジのギターをインターネットで購入して、 マニキュアを50本くらい買い込みまして。 ドラッグストアの おねーさんが怪訝な顔で見て。 どこか グロテスクで、情熱と、冷酷さ残酷さを持ち合わせている、 ・・そんなギターにしたくて、そんな思いで描きました。 ミスチルの音楽は、1つの思いじゃなくて、いろんな思いが混ざっています。」 そうそう。わかってる。そうじゃなきゃ、ファンになってないよ。 光と影。光の言葉を影のメロディーで歌う。明の詩を暗の曲にのせる。愛してる、って歌だと思ったら、愛せないで苦悩している歌だった。でもそれだって よく聴かないとわからなくて。 ファンになったきっかけはそれだったんだよ・・。 桜井 「これからも・・そう、10周年20周年も終わり、 そして新しい1歩をまた作ってですね、ちょっとずつちょっとずつ進化して、 また新しい次のMr.Children を作っていきたいと思います。よろしく・・。 えー、そして、さかのぼるのはですね、1999年、シングルが出まして・・ I’ll be ・・」 会場、”キャー (I’ll be) やるの?やるの??” みたいな雰囲気に。 桜井 「・・それやらないんだゴメン! これ、面白いなぁ〜! 次から次へと曲言って、”それやらない” ”やらない” ・・って。 ・・あ、何か今日 俺、意地悪ですね! I’ll be の、カップリングの曲をやりたいと思います。 8cmシングル、アダプターをつけて再生しないといけないやつ・・ たまーにツタヤとかで 50円くらいで売ってる、 ・・で、そのカップリングの曲で できたてホヤホヤを封じ込め、 では、行こーかな」 Surrender 照明は、オレンジ色。この曲で、何と、コーラスが入った。誰?・・田原さんです!喋っているときは声が低いのに、コーラスでは高音。会場は勿論大盛況! Pink〜奇妙な夢 マイクはスタンドマイク。桜井さん、ピンクのジャケット・・シャツかな? を着ている。そしてそのまま次の曲へ。 常套句 照明は、ステージ側から、何本かの白い真っ直ぐなライトが、グルグル回りながら客席を照らす。 そして、JENの カウント1、2、3、4! で CENTER OF UNIVERSE。 CENTER OF UNIVERSE 擬態 桜井 「センター! アリーナ! スタンド!」 順番に、客席に声かけ。 fanfare このあたりでは、ピンクのシャツではなく、ブルーのシャツを着ていた。 桜井 「すごいエネルギーをありがとね!! 40肩! もしもつらい方なおしてきて。 まだまだ歌いますか? 踊れますか? 叫べますかーー? ・・よし! 確約とれました。」 ここで、メンバー紹介。 桜井 「えー、まずはキーボード。 音の司令塔 小林武史! そしてドラーム! マグマのような音圧と感情の起伏、 顔で歌うドラマー、鈴木英哉!」 桜井さん、紹介の仕方が、プロレスの紹介の仕方?のようになる。サッカーかな? 桜井 「そしてベース! 低音のメロディメーカー、中川敬輔!」 ドコドコドコ・・と、JENのドラム音。 桜井 「続きまして〜ぇ、響きと音の求道者〜、田原健一〜〜!」 マイク交代。何と田原さん! 田原 「誰よりも音楽を愛する・・桜井和寿!」 田原さんは、抑揚をつけず、普通に紹介。でも会場は大騒ぎ。 桜井さん、うんうん、と頷き、「あざ〜す!」 桜井 「そう、今日、さらにメンバーを紹介したいんだ。 1万3千人の、コーラス&ダンサー! ・・自分に、仲間入っちゃったからね。プレッシャーに感じずに・・。」 そうだ、 We are Mr.Children だったんだ! 桜井 「ご覧の通り、六角形の大きい偽造モニターを、 イミテーションの窓に見立てています。」 ステージには、六角形のモニターがいくつか設置されていた。 目線を斜め上に、モニターを見上げながら話す。 桜井 「ここに、様々な場所を映し出し、疑似体験をしてもらおうと思います。 ・・それでは、まずこの場所!」 魚。きれいな魚たち。海中の映像だ。 ステージ中央にも魚が!? JENがタコ?のように踊る・・いや、泳ぐ。 桜井 「泳ぎきったねーー(笑)・・続いての場所!」 ジェットコースターだ。コースターに乗っているときの目線。 会場、キャー、やら、ギャーやら、声をあげる。 JENもジェットコースターに乗っているかのような動き。 桜井 「・・恐かったんだね〜〜」 次の映像は、花火。夜空に打ち上げられた花火だ。JENも花火になる。 桜井 「では続いての場所・・!」 会場、シーンとなった。皆、どこだかわからないようだ。 桜井 「わかる?? ・・すぐ、外の映像です。 夜の景色と昼間の景色、違うからね。ライブ映像です。 1万3千人に見られてると思ってない人・・ (今歩いている、カメラに映っている人のこと)。 リアクションが、多くを物語っているように、 時に殺風景で、ドキドキワクワク、 ジェットコースターのように 花火のように、胸躍らせるものではないけれど、 見方や角度を変えてみることで変わってくる。 続いての曲と、イミテーションの窓を使って お見せしたいと思います。」 イミテーションの木 小林さんのピアノが響く。イミテーションの木・・こんな僕でも僕らでも、人を癒せるなら・・という風にも聞こえてくる。 pieces ギターは、アコースティックギター。pieces は、着地点が不思議だ。次の音、そこに来る??でもそれも魅力! Happy Song Happy Song は、皆で歌う。もう少し歌詞覚えてくれば良かったな。わからないところはハミング。 hypnosis 桜井 「もっと もっとーーー!」 End of the day innocent world nnocent world は、桜井さんがリードしてくれた。 桜井 「ありがとーーー!! 最高ーー! 横浜! 愛してます!」 ヒートアップしたまま、次の曲へ。 エソラ Mashmarrow day 桜井 「ほんっとにありがとーー!」 ステージからメンバーが去っていく。終わっちゃった。たくさん歌ってくれたけど、早かった。 しばらく間があり、会場は、アンコールの手拍子をする人、休憩する人。そしてメンバー再登場。 桜井 「ダンサーの皆さん、力を発揮する時が来ました!」 着替えて、髪型もさっぱりして、素敵! アンコールだ。これでホントにラスト。 天頂バス HERO 祈り〜涙の軌道〜 純粋や素直って言葉に悪意・・感じるよ、わかるわかる。それダメだな、って思うけどそう思うことってある。若くないってことかな。 最後の曲が終わると、いつものようにステージを右へ左へ走っていって挨拶。こちらに手を振ってくれる時には、精一杯、手を振り返す。 会場には、Happy Song が流れていた。 また会おうね。 私たちは、彼らにとって点、のようなものかもしれないけれど、家族のように友達のように、大切に思っています。 嬉しいような、淋しいような・・それでいて あたたかな。 そんな余韻の中、横浜アリーナをあとにし、新横浜駅へと歩いて行った。 |